仰向けは、安全でないとできないんです | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

昨日は「とぶくじら広場」天白教室の日。


こどもの心はミュージカル!

昨日はたまたま

このクラス最年長の5年生男子二人が、

体調不良でお休みでした。


けっこうヤンチャな男の子たちで、

いつでも元気いっぱい、

少々、力任せに教室で過ごしています。


彼らがいるおかげで、

他の男の子たちも

ヤンチャを発揮しやすくなりました。


ただ、3歳の子のヤンチャと

10歳の子のヤンチャでは規模が違います。


みていても、あぶない!という場面も

時々、あります。


ですから、いつもその子たちを抑え過ぎず、

おおらかに指導しながら、

その子たちの動向をみています。


その二人がおやすみとなると、

いつもとは違う様子になるのかな?


と、みんなを見ていて、

面白いことを再確認しました。


それは・・・


この教室は寝転がってする

発声や体ほぐしのプログラムは、

あまりうまくいったためしがありません。


なんせ、5年の男子は

寝っ転がるのが嫌いなので、

みんなが寝ている割と近くで、

座布団を投げて遊んだりします。


とうぜん、寝ている子たちは

気が気じゃないから、

すぐに起き上がれる体制をとっています。


ですから、発声練習も早々に終わります。


特に仰向けになるというのは

無防備な状況なので、

こどもは安心しないといくら言っても

無理やりやらそうとしても嫌がります。


そうして自分の身を

守ろうとしているのですね。


ですから、仰向けになれない子や、

すぐ起き上がってくる子を、

ムリに寝かしてはいけません。


不安の中で寝転がれば、

さらに不安は大きくなるからです。


というわけで、

なかなか寝転がらない天白教室。


その分、激しく動き回ったり、

大きい子が小さい子を持ち上げたり・・・と、

アクロバティックなことは大好き!


さて、昨日はどうなったと思います???


みんな来るなり、ゴロゴロ。


ウォーミングアップも

寝てばかりいるし、

歌う時も、転がりながら歌っています。


結局、気のはゴロゴロと

転がってばかりのレッスンになりました。


そうか、いつもは結構、緊張していたんだひらめき電球


分かった、今日はそれで行こう!


みんなで転がったレッスンになりました。


人は安心しないと寝転がれない。


でも、その緊張があるから、

筋肉的な動きはより、誘発される。


寝転がるのが好ましい日は、

筋力的な動きは危ないからしないこと。


次回、また5年生が来たときには、

思いっきりはしゃげる

プログラムをしようと思いました。



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