先日の「とぶくじら広場」岩倉教室で、
私は大きな自分の指導ミスをして、
反省しています。
こどもと『エルマーのぼうけん』の
トラのシーンを作っていた時のこと。
トラがエルマーたちを囲んで
食ってやるぞとばかりに
せまるシーンがあります。
トラの踊りはかっこよく作っているので、
小さい子にはちょっと難しいから、
エルマー役になってもらって、
他の子がトラで踊り、
エルマー達を囲みました。
そして、トラの勇ましさで
セリフを言って吠える。
なかなか迫力が出て、
いい感じに…と、思った私が
間違いでした。
なにも傷つくようなことを
言われていなくても、
あまりの声の迫力に、
小さい子の繊細さは傷つき、
怖くて泣き出してしまいました。
人を傷つけるのは言葉ではなく
息である。
ボディートークで、
何度もそんな実習をしてきているのに
あまりに不注意でした。
体だけじゃなく、
心にケガをしない、させないことが
大事な約束なのに。
輪の真ん中にいるだけで、それは
逃げ場がなく、周りの息を
感じやすい状態です。
そのことを指導者は
大いに知っていて、
気をつけなくてはいけないと
改めて学びました。
真ん中にいたちびっこに謝り、
緊張した胸をあたため、
万が一、夜中に思い出し泣きしたら、
ほぐしてほしいと保護者の方にも頼みました。
みんなは笑顔で帰ってくれましたが、
本当に反省から学んだ一日でした。