昨日は「とぶくじら広場」岩倉教室の日。
岩倉教室は、
やる気満々女子が集まったクラスで、
この日もみんなすごくにぎやか。
役はまだ決まらないの?
私、サルになりたい!
ねずみ役がいい!
みんなの気持ちがあふれます。
今年から始めた5年の女の子は、
みんなの仲良しぶりと元気さに
少しタジタジ…
どうやって溶け込んでいいやら、
ときどき、困っています。
そんな時こそ、指導者の出番!
振付の中に、
小さい子を大きい子が持ち上げて、
くるりと回すのをいれます。
すると、小さい子はこぞって
その子と組みたがります。
だって、その5年の子は、
その教室で一番大きいから、
回してもらったら気持ちよさそう!
それから、シーンづくりでは、
竜が動物に捕まるところで、
その日の役割に、
あえて竜の役を割振ります。
動物が団結して竜をだますところに
みんなと対比が出て、
動物がちかづくたびに、
彼女とみんなの心も近づきます。
最後はみんなで連なり、
彼女は長い竜の先頭です。
私の合図で彼女にみんなが集まる。
それをうまくやろうと
互いの会話も弾みます。
新しい環境で、
みんなが馴染むための
ちょっとした工夫。
魔法のスパイスをきかせれば、
大人が介入しなくても、
ちゃんと馴染んでいける。
こどもにはそういう力があると
思える時間でした!