光の移ろいを描いたモネ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

いつも講師で行く専門学校の先生にすすめられ、

昨日は休みを使って、

大山崎美術館に行ってきました。


モネの睡蓮があることで有名な美術館です。


絵をさることながら、

その美術館の庭が美しく、

昨日のようにお天気の日は、

とても気持ちのいい場所でした。


モネは、「光の移ろいを描いた」ことから

印象派と呼ばれる画家です。


絵に近づいてみると、

油絵具で描かれていて、

何やらよくわからなくなるのですが、

離れるほどに美しい睡蓮になり、

また、見る場所によっても

睡蓮が咲く池の色合いが

違って見えるかのようでした。


近くで見すぎると、

物事の本質は見えなくなる。


だから、まず、全体を見ていくのが大切。


ボディートークの創始者増田先生は、

ボディートークもまた

「モネの絵画のようなものだ」と

言われたことがあります。


全体をとらえ、その移ろいを

とらえていくというのです。


私にはまだまだその意味を

本当の意味で理解することはできていませんが、

一点にとらわれず、全体の内側を見ていき、

その移ろいをとらえるという感覚は

自分の内で大切にしています。


物事を理解するには、


最初は「ふんわりと」。

霧の中に立つお城を眺めるように。


次に「すっきりと」。

お城がはっきり見えてきます。


そして、本当の理解とは、

「しっとりと」。

お城の中から世界を見る。


その理解の仕方は、まさに、

このモネの絵のようだと思いました。


まずは全体を見る大切さ。


そして、そのものを

内側から見ようとする大切さ。


ボディートークをベースとした

表現の指導は奥が深く、

子どもから学ぶことばかりです。


子どもの鬱から膨らませることの

素晴らしさと難しさ。


まだまだ私はお城の外から

眺めてい段階なのかもしれません。


でも、時折、

あっ、今、ボディートークの指導を

自分の内側から自分の感性で立ち上げた!と、

思えるときがあります。


まさに、お城の中から

外の景色が見れた瞬間です。


大山崎美術館で見た

モネの絵と、モネの庭に似せて作られた庭園。


光の移ろいを絵にした

モネの思いに触れた気がしました。


芸術に触れるっていいなあ~



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