内容を進めるより、充実した内容で! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

先日、山崎保育園のミュージカル指導に行ってきました。

私が指導するのは、4歳児さんと5歳児さん。


5月になって、園になじみだしたところの

元気なこども達と出会えました。


今回は、最初のレッスンで、大切な導入です。


この一回目にこども達と良い信頼感が

作れるかが、今後のレッスンに大きく

影響してきます。


そこで今回は手遊びから初めて、

徐々に立ちあがって表現したり、

ケガをしないように、

人の間をすり抜ける練習をしたり、

スローペースでたっぷり過ごす時間にしました。


今まで、私は指導している時、

できるだけ、こどもに

ボディートークやミュージカルの良さを

いっぱい体験してほしくて、

たぶん、かなり駆け足で

時間を過ごしていたと思います。


終わるころにはみんな汗だくで、

ちょっと心も体もバテ気味になるほどでした。


元気な子にはそれで満足でしょうが、

内気な子には、突然すぎる構成だったなと

今になって思います。


ボディートークをベースとした

ミュージカルの良さは、

内側が充実して、内側の盛り上がりから

作品を作っていくこと。


内容が進んだかより、

こどもの内がいかに膨らんだかが

大切な時間。


その意味で、昨日の山崎保育所での時間は、

そういうレッスンになったように思います。


ついつい、授業計画をしっかり立てると、

それに即して進めたくなってしまうもの。

でも、大切なのは、こどもがその内容をやって、

心から楽しめたか、心から満足できるか。


そして、一つのことをやらせすぎると、

人はそこで満足して、もうやりたくなくなるから、

満足する寸前でやめること。


もう一度、初心に戻って

どこで行うレッスンにも、一回一回、

内側の充実を確かめていきたいと思います。



本山崎保育所で

 ミュージカルに取り組む絵本本


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