今日は大阪保育福祉専門学校の授業の日。
私はここでボディートークを教えています。
4チームを3回(6コマ)1クールとし、
4人の先生で見ていき、前期で終了するため、
学生一人と出会えるのは、たった三回の授業だけ。
だから、指導する側には
一回一回の授業に気合が入ります。
子の三回で学生に何かを感じてほしい
そう思うから故です。
今日はその三回目の授業。
今期、最初に一緒に授業を
作ってきた学生とは、
最後の授業となりました。
ああ、寂しいなあ…
しみじみ思います。
せっかく出会えたのに!
今からもっともっと、
一人ひとりの個性が
見えてくる瞬間が増えるだろうに!
でも、あっという間だから、
この凝縮する瞬間だから、
お互い、最後に研ぎ澄まされる
すばらしい時間になるのでしょう。
今日の学生の感想の中に、
「自分が人生ので受けた授業の中で、
一番楽しい授業でした」
というものがありました。
ボディートークを通し、
彼は仲間と体をほぐし合い、
一緒にミュージカルを作り、
楽しそうに笑っていました。
何とうれしい言葉でしょう!
でも、授業が素晴らしかったのは、
私の指導力ではありません。
学生たちが、それぞれに
ひたむきでまっすぐで、
熱い気持ちを素直の出せたから、
彼にとって最高の授業となったのです。
ボディートークは、日常のしこりを取り払い、
自然で素直な自分を取り戻し、
豊かに発揮する理論と実践法です。
その良さを感じてくれてうれしい。
そして、青春の真っただ中で、
自分の感性を揺さぶられるものと
出会えることは本当に素晴らしいことです。
その瞬間に立ち会わせてもらえる
この講師という仕事が大好きです。
そして、私は
学生たちの熱い思いに、
生きる力をいっぱいもらっています。
みんな、ありがとうございます。
次の学生たちとの出会いも大事にしたいです。
人生は冒険だね!
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