先日、758キッズステーション主催の
子育て支援者向けの講座をさせて
いただきました。
30名近くの子育てのベテランの方が、
どこかで子育て支援をしたいから、
勉強にきたとおっしゃっていました。
私はその方々の熱心で
あたたかい心に、
始まるまでにすっかり感動しました。
こんなにもたくさんの方々が
誰かの力になりたいと
思っているなんて！
だって、
ここにいるのはほんの一握りで、
その向こう側に、
何人も何人もの人が、
実際に活動したり、勉強したり、
思いを傾けているんですから！
私は、あたたかなふれあいが
命には大切なことを、
ボディートークの実践法を交えて
たくさんはなしました。
何気ないふれあいが、
実は心を強くしている。
今、たくさんのこどもが
簡単に自分の生死を口にして、
自ら命をたつ子もいます。
過剰な報道はこどもを刺激し、
自殺ごっこやまねごとをする
小学生もいます。
教育は、道徳も大事にしたり、
教師を入れ替えたり、
プリントやステッカーをくばったり、
言葉で説明したり、
排除したりするばかりです。
でも、
命はあたたかいと知っていたら、
心をしなやかに、
困難を切り抜けられます。
生きる喜びがなにか一つでもあって、
あたたかな手や声、
ふれあいがそばにあれば、
人は死なない。
死ねないんです。
だって、
自分の命は、
自分だけのものじゃないって
わかるから。
この支援者講座にきた
たくさんのパワフルな方々とは、
本当に楽しく、内容の深い時間が
過ごせました。
たくさんのあたたかい力が、
日本のこどもたちを包んでいる。
そして同時に、
子育てしているママをも
包んでいるのです。
人は一人にならずに、
あたたかさを求めてでかけていけば、
必ずそんな場所に出会えるんだなあと、つくづく思います。
私もそのあたたかさに
包まれる一人であり、
包んでいる一人です。