子どもの表現教室「とぶくじら広場」の
大きな特徴は、ボディートークの
理論がベースとなっていること。
だから、一人ひとりの個性を、
内側から膨らませることを
大事にしているだけでなく、
子どもの様子を、
背中から見ることも大切にしています。
先日の北教室では、
おやつの時間に、
みんなの背中にちょちょっとふれて、
子どもの今を感じてみました。
最近、心配していた男の子は、
いろいろふっきれてきたみたいで、
今、自分の思いを
出す時期に入っていました。
そのことを本人に話すと、
「ご明答!!」と笑っていました。
みんなより、少し、反応が遅れる男の子は、
日々の生活の緊張で背中が固いから、
すっと話が入ってないんだな~。
もうすこし柔らかくなれば、
人の声が出入りするかな。
あれ?
お兄ちゃんがいるやんちゃ坊主の男の子は、
どうやら少し、
お兄ちゃんにあたられてるのかな?
いらだちがたまっていました。
教室に来るなり、私の背中に乗ってきた
5年生の女の子。
いっぱい我慢して、がんばっているから、
ホッとしたいし、甘えたいんだね。
本番は刻一刻と近づいています。
子どもはまだまだ実感がないようですが、
あと10回もレッスンはないのです・・・。
でも、最近、どの教室も仲良くなりだしていて、
その姿が嬉しいです。
子どもの心がふくらんだうえに、
作品の成功があるよう、
子どもの背中にふれ続けていきたいです。
大切にされるとパワーが出る!
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