今日は初めての場所に
表現指導に行きました。
初めていく場所は、
ウキウキワクワク。
どんな子どもたちと会えるかなあと
期待に胸がふくらみます。
自然に囲まれた
さわやかな秋風に包まれた場所にある学校。
思わず、きれいなドングリを探して拾った
子ども時代を思い出し、拾ってみました。
新しい子どもたちとの出会いは、
とても新鮮です。
でも、いつも思うのは、
大阪でも横浜でも
広島でも高知でも香川でも、
愛知でも、福岡でも、
どこへ行っても、
みんな一緒だということ。
一人ひとりが個性的で、
すばらしい輝きを内に秘めています。
こどもたちの心と体をほぐし、
そのあふれる個性を引き出すのが、
わたしの仕事です。
子どもの個性がたちあらわれるたび、
互いに、その魅力に目を見張り、
みんなから、
あたたかな笑いがこぼれます。
今日もこどもたちみんな、
笑い転げていました。
よくよく聞けば、
それぞれのこどもには
それぞれに抱えているなにかがあり、
悩みがあり、課題があります。
それを、困難な中で解決するのではなく、
喜びの中で解決する道を見つけていく。
わたしはボディートークをベースとした
ミュージカルの良さは、
ここにもあると思っています。
「とぶくじら広場」に来ている子どもの中に、
学校でいじめにあっていた子がいました。
わたしはその子が来ると、
まず、体をさっとほぐします。
すると、その日、どんな顔をして
レッスンに来ていても、
その後はその子は笑いっぱなしに
笑い続けます。
そうか、生命は「喜びたい」と
声をあげているんだ。
「生命は常に
よくなろう、よくなろうとしている」
師匠の増田先生の言葉が
いつでもよみがえります。
子どもと一緒に笑い転げて、
その良さがたっぷり膨らませることができる
楽しい表現空間を、
これからももっと作っていきたいです。
楽しくて笑い転げる良さ
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