親の背中を見て育つ。 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

子どもの表現教室「とぶくじら広場」は、

「心を育む場」であることを、

私は大切にしています。


ですから、楽しいことばかりではなく、

社会性を養い、しつけをすることも、

この教室の役割であると私は考えます。


こどものしつけや社会性を、

どうやって深めて行くか、

毎回考えさせられます。


ご家庭によっても様々な考え方があり、

教えられていることも、さまざまですから。


「とぶくじら広場」では、

最初と最後に、必ず、正座であいさつをします。


それは「今から特別な時間をはじめるよ!」

という合図であり、

このような貴重な場を持てたことに対する

感謝を育てることでもあります。


ですから、こどもが部屋を走っていたり、

レッスンを見ていてもいい教室でも、

正座には厳しく注意します。


次の課題は、

ものを大切にする心です。


そのひとつが、『靴をそろえる』ということ。

『靴をそろえると、心がそろう』と、

昔、アルバイトしていた時、

上司に教えてもらって以来、

私はそのことを心がけるよう、気をつけています。


師匠の増田先生は、靴をそろえる時に、

自分でせっせとこどもの靴も

揃えるようにされています。


そのことで、それを見ている方が、

協力してくれるようになったり、

子どもがそろえるようになることを願って。


私もその教えを受け、

せッせと靴を揃えます。


ある日、学童保育に行った時

それをしていたら、ある大人の方に、

「家のしつけでやってなかったら、

子どもがミズカラやるなんて、無理無理!!

やらせたかったら、強制しなくちゃ!」と言われました。


私はそれには同感できません。


自分が気付くことが大切であり、

背中を見せ続けることで、気付ける感性を

きっと持っていると信じているからです。


部屋の片づけもしかり。

慣れた教室では、

こどもたちがせっせと片付けを手伝ってくれます。

それを見て、保護者の方も手伝ってくれます。


みんなで、自分たちの身の回りの物を大事にして、

感謝する心を、

まずは、背中で伝えていこうと思います。



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