今日はかれこれ10年、
ミュージカルの指導に通う
樫田小学校の表現部の先生たちとの打ち合わせ日でした。
最初のころは、ミュージカル作りがわからないからと、
かなりの回数、
学校によんでいただき、
指導、演出、脚本、振付、音楽構成、
舞台美術デザイン、衣装デザインなども、
かなり私がやっていましたが、
ここ何年かは、脚本と数回の指導、
後は、アドバイスと全体の統括をするくらいになりました。
今日は、ミュージカル作品づくりを、
どんなふうにすすめるのかを、
中心になってすすめる先生方と、
イメージをすり合わせる日。
今年の作品を、どんなふうにするのか、
先生たちと熱く語りあいます。
テーマはなににするか?
先生たちが、こどもたち全員と共有したい思いを
さりげなく伝えられるのも、芸術表現の醍醐味です!
今年は、仲間を大切にし、
信頼しあうすばらしさ!
と、明快なテーマが出ていました。
こどもの少ない学校だからこそ、みんながかかわる発表会。
それは、幼稚園、学校、教職員もこどもも、保護者から地域もが一緒になって、
互いの練習してきた成果をみせあう、2月の地域交流を兼ねた場です。
このテーマは、そんな空間にもまさにピッタリ!
そして、シーン構成を話し合いました。
場面割、配役に何を作り、何年生がその役に向いているか、
何人ずつ割り振るかなどを、相談していきます。
今年は、先生たちの方から…
この子がこんな役になったら、こんなふうにするとおもしろいかも!
今年は、高学年は悪役狙いが多いんじゃないか?
このグループには、踊りの見せ場があるといいね!
などなど、 こどもの日々の様子から、
ミュージカルへのアイディアがたくさん飛び出しました。
配役はほぼ、本人の意志で決まりますが、
先生たちたちから聞く、
こどもたちのイメージが強いほど、
脚本を任される私のアイディアは刺激されます。
今日は、打ち合わせの後、
京都から名古屋にむかうバスで、
作品構成や、見せ場のアイディアが浮かんで、
あっという間に流れができました。
楽しいミュージカルにするには、
まずは先生たちの心がワクワクしていること!
そういう意味では、
今年の成功は、決まったようなもの!
今年度は今まで以上に、
こどもが自分でつくる部分も増やす予定!
私もますます楽しみになってきました♪