悩みがあると生きてるって感じるんだ!~大阪保専の学生たちと。 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

今日は大阪保育福祉専門学校の授業の日でした。

授業の私の楽しみの一つは、

授業後に、学生たちと話をすること。


私は何より、なぜ、学生たちが保育科や児童福祉科のある

この専門学校に来たかを聞きます。


それというのも、ここの学生さんは、

年齢層も幅広く、一回社会に出てからここにきていたり、

何か熱い思いがある子が多いからです。


その子にしかない人生の色合いに、私は自分では過ごせない

人生の醍醐味を、話の中から味わいます。


今日しゃべっていた子は、男の子5人組。

高校の途中でニュージーランドに留学したんだけど、

子どものころに仲良くした発達障害の子のことが心にあって、

もっとそういう子たちとかかわりたいと、児童福祉科に来た、とか、


親の仕事を継いで漁師になりたいと思ってきたけど、

高校の時に出会った男の保育士さんが素敵で、

保育士もいいなと思った、とか、


若いころヤンチャをしていたから、

児童福祉にかかわって、

そういうヤンチャな子のいい部分を引き出したいとか…。


みんな、目がきらきらしていました。


その中で、「悩んだり、大変なことがあるけど、

そういう時、生きてるって実感する!!」と、

ニュージーランド帰りの子が言ったのをきっかけに、

それぞれの熱い思いが飛び出してきました。


一人の子は、若い時に友達の死を体験し、

「その子の生きたくても生きられなかった次の一日を、

僕は生きている。その一日を思ったら、

辛くっても生きていたいと思える」

と、言っていました。


なんて熱い思いでしょう。


「俺は、甘いかもしれんけど、

何事も乗り越えられるから大丈夫って思える」

という男の子に、

「その気持ちがあるから、乗り越えられるんやで」

と、熱く語る子たち。


「こういう話って、ちょっと恥ずかしいけど、

でも、こういうこと話せるっていいよな」と、言い合い、

最後には、親への愛情が学校に来て増したと、

口をそろえて言い合っていました。


「愛ある働き人の育成」というのが、

保専の理念としてありますが、学生たちの中には

ちゃんとその思いが育っていました。


社会に出て、どんな仕事についてもいい。

その熱い心を持ち続けてほいいなと思います。



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