
昨日、専門学校の学生と熱い話をしたことを、母に話していたら、
「今の若い子の中にも、そういう熱さがあるのね!
でも、普段はそんな話、してないのかもね~」
と、言われました。
それを聞いて、以前、小学4年の劇指導に3回行ったことを思い出しました。
その学校では、劇に取り組む最初と、真ん中、
そして本番直前に呼ばれました。
私はもちろん、一回目には丁寧にボディートークの体操を指導し、
それから劇指導に入りました。
すると、その学校では体育係の子が、
劇練習の前に、私が指導した体操を、
見よう見真似で、必ずやってくれていました。
「今回の劇は、今まで見たことがないくらい豊かな表現になりました!」と、本番後に先生の感想が届きました。
でも、それ以上に私が感動したのは、
「今回の取り組みで感じたのは、
劇練習をし始めてから、クラスのケンカが減ったこと。
そして、本番後に、互いに感動して泣いたり、
抱き合ったりをこどもたちがしていました!」
という、先生の言葉。
このクラスがうまくいったのは、劇練習だけによるものではなく、
むろん、私の指導がよかったからでもなく、
授業前に体育係が、自主的にやたったボディートークの賜物です。
心や体の固さがほぐれ、自分を素直に出せたのです。
本来の自分を自然に素直に発揮できると、
みんなの中にある熱い気持ちが、思わず飛び出すのです!
誰の中にも、熱い思いはある。
私はそう思います。
今、それが感じにくくても、
自然で素直な自分になれたら、
必ずフッと沸いて来る。
私はそんな場にたくさん立ち会えるボディートークを、
広める場所にいて、
すごくすごく幸せです。