昨日は「えこども」主催の子どもの表現教室
『からだではなそ』の開催日でした。
今まで1時間だった教室を1時間半に拡大し、
「えこども」の英語&アートの教室と
抱き合わせだったものを別々にしたので、
参加者が集まるかが一番心配でしたが、
ホームページを見てきてくれた人もいて、
楽しいレッスンになりました。
1時間だった教室を1.5時間にしたことで、
最初にする体ほぐし・心ほぐしの時間をたっぷりとれたこと、
表現にもゆっくり取り組めて、合間に休憩ができるなど、
長くなった良さが、たっぷり出たんじゃないかなと思います。
私は名古屋でボディトークをベースとした
表現を伝えるとき、より名古屋の人に分かりやすい言葉で、
なんとか説明できないものかといつも試みています。
ボディートークは、かなり「やるとわかる」という
感覚が強い世界で、私自身、
言葉で簡潔に伝えることが、いまだにとても難しいです。
子どもの生命を内から見ることだとか、
内から膨らませることの良さと
具体的な方法を、口で説明するのは至難の業です。
師匠の増田先生が言った通りのことを
私がコピーして言っても、それは実感がないので、
伝わりにくいことも、わかってきました。
大切なのは、私の実感からボディートークを語ること。
そのことに気付きました。
その中で、昨日の教室で言った言葉が、
「やんちゃな子は、それだけ世界とつながっている」
というもの。
私はやんちゃな子が、親の思いや教育の中で、
せっかく興味があっちにもこっちにもあったものが、
抑えられる中で、その火が消えていくのを
何度も目の当たりにし、心苦しくなってきました。
やんちゃな子を、内側から理解してもらう言葉を
見つけなくてはと悩み、見つけた言葉がこれです。
興味がいろんなことにあって、
全身でかかわろうとするから
じっとしていられないのです。
子どもが全身でかかわろうとする向こう側に
世界がつながっている。
「自分の足を交互に運べば、どこにでも行ける」
「家の扉が、実はどこでもドアだった」と、
漫画『はちみつとクローバー』には書かれています。
子どもが興味を持つことがいっぱいあるということを、
大人ができるだけ消さないで育んでほしい。
そうすれば、子どもたちは自らたくさんのことを学び、
力にしていくのにな。
『からだではなそ』のきている
やんちゃ君のおかげで、みんなの感性もまた
大いに刺激されている良さを
お母さんが見てくれていると嬉しいと思います。
やんちゃな子、万歳!!
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