私は名古屋の子どもたちの様子が知りたくて、
時々、学童保育にいっています。
運動会も終わり、子どもたちは夏休みに向け、
それぞれの時間を過ごしています。
学童ではお天気だと、ほぼ毎日、
公園に出るのですが、最近1年生の子たちとの間で
流行っている遊びがあります。
それは「さんびきの子ブタ」や「7匹のこやぎ」の物語を使った
追いかけっこをすること。
例えば「さんびきの子ブタ」は・・・
ジャングルジムをワラの家に、
滑り台を木の家に、石のオブジェを煉瓦の家に見立て、
私がオオカミになって、
こどもたちを食べてやろうと迫ります。
私が「フーッ」と家を吹き飛ばす動きをすると、
子どもたちは一斉に逃げだします。
私は次の場所に、またオオカミで追いかけます。
最後は、石のオブジェに上って、
子どもたちのレンガの家に入り込んで、
グツグツに立った鍋に落ちて「アチチチチ・・・」と、
私が逃げて行って、1回終了という具合。
気がつくと、知らない子もどんどん入って、
いったい何匹の子ブタ?!
というくらいになっています。
私も本気になって、オオカミを熱演しますから、
色んな子が、物語の世界を体験することを
とても楽しんでします。
それが最近ではさらに発展して、
「12時の鐘」というゲームになっています。
私がドラキュラで、
12回鐘が鳴ると、子どもを追いかけるゲームです。
数を数える時に、「ボ~ン ボ~ン」と12回言ってから、
「ドラキュラが目覚めたぞ~!」と追いかけ始めます。
こどもは、危機になったら「クロース!」といって、
十字架を作って見せると、
私は5秒ほど動けなくなります。
「かみつくぞ~!」といいながら追いかけます。
一般的な追いかけっこも楽しいのですが、
そこに物語の要素が入ると、
こどもたちが、絵本の世界に入りやすくなって、
とっても楽しい遊びになっています。
ただ・・・年齢的に、毎日本気で走り回るのは
ちょっときついですが
同じストーリーでも絵本によって違うよね
~私はこれをオススメです
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