12時の鐘~物語で遊ぼう! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

私は名古屋の子どもたちの様子が知りたくて、

時々、学童保育にいっています。


運動会も終わり、子どもたちは夏休みに向け、

それぞれの時間を過ごしています。


学童ではお天気だと、ほぼ毎日、

公園に出るのですが、最近1年生の子たちとの間で

流行っている遊びがあります。


それは「さんびきの子ブタ」や「7匹のこやぎ」の物語を使った

追いかけっこをすること。


例えば「さんびきの子ブタ」は・・・

ジャングルジムをワラの家に、

滑り台を木の家に、石のオブジェを煉瓦の家に見立て、

私がオオカミになって、

こどもたちを食べてやろうと迫ります。


私が「フーッ」と家を吹き飛ばす動きをすると、

子どもたちは一斉に逃げだします。

私は次の場所に、またオオカミで追いかけます。


最後は、石のオブジェに上って、

子どもたちのレンガの家に入り込んで、

グツグツに立った鍋に落ちて「アチチチチ・・・」と、

私が逃げて行って、1回終了という具合。


気がつくと、知らない子もどんどん入って、

いったい何匹の子ブタ?!

というくらいになっています。


私も本気になって、オオカミを熱演しますから、

色んな子が、物語の世界を体験することを

とても楽しんでします。


それが最近ではさらに発展して、

「12時の鐘」というゲームになっています。


私がドラキュラで、

12回鐘が鳴ると、子どもを追いかけるゲームです。


数を数える時に、「ボ~ン ボ~ン」と12回言ってから、

「ドラキュラが目覚めたぞ~!」と追いかけ始めます。


こどもは、危機になったら「クロース!」といって、

十字架を作って見せると、

私は5秒ほど動けなくなります。


「かみつくぞ~!」といいながら追いかけます。


一般的な追いかけっこも楽しいのですが、

そこに物語の要素が入ると、

こどもたちが、絵本の世界に入りやすくなって、

とっても楽しい遊びになっています。



ただ・・・年齢的に、毎日本気で走り回るのは

ちょっときついですがあせる



本同じストーリーでも絵本によって違うよね

           ~私はこれをオススメです本


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