お母さんはすばらしい!~「とぶくじら広場」天白教室 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。


こどもの心はミュージカル!

昨日は、こどもの表現教室

「とぶくじら広場」天白教室の開催日。


いつもいるメンバーのほかに、

3組、体験レッスンに来てくれました。


とってもヤンチャな1年の男の子が二人。

はつらつとした4歳の女の子。

そして、ちょっぴりシャイな女の子2人。


新しい子が教室に来るのは久々で、

しかも小さくて、元気で、動き回っている子たちに、

今の教室にいる子は、どう対応するのか?!


私はワクワクしながら、

こどもの様子を見守りました。


すると、どうでしょう!

今まで私に甘えてばかりいたこどもたちが、

今度はちゃんと新しい子どもをフォローして、

レッスンに入りやすいように空気を作ったり、

はいっちゃいけないところを教えたり、

ちゃんと、仲間として迎え入れ、

ここでのルールを丁寧に伝えようとしているのですビックリ!!!


時には、相手が小さいために

思い通りに聞いてもらえず、

声を荒げながらも、その中に

ちゃんと優しい息があるから、

きつくなっていないのも発見でした。


はたで聞くと、ずいぶんきつい口調でも、

ポイントを押さえた優しさから来る指示は

相手を傷つけない。


そして、ダラダラ注意しない。

後は楽しく関係を保つ。


それをこどもたちが見せてくれました。


レッスン終了時に、

ヤンチャ息子を持つママと話をさせていただきました。

その子があまりにもヤンチャで、

どうやら心配が絶えないようです。


でも、ヤンチャってすばらしいと思いませんか?

だって、たくさんのことに興味があって、

それら全部を体ごと、

体験しようとしているってことですから。


小学1年生で、何もかも物分かりよく

じっと座っていられるようなら、

それはずいぶんと頭の世界で生きていて、

世界に興味がもてていないのかもしれない。


あちこち気になるということは、

世界が輝いて見えている証拠です!!


大ケガや事故につながるような行動は、

びしっと怒るけれど、

後はあっさり、その興味をふくらませてあげると、

こどもは機嫌よくなるし、

また、自分が認められるから、

人を認められるようになるのです。


そして、ここで育っている子が、

自分が認められると、

人を認められて優しくなれるということを

証明してくれていました音譜



そのお母さんは、その話をすると涙を流されました。

よほど、心配されていたか、

いろいろ人に言われたのかもしれませんね。


ヤンチャだったこども時代を過ごした

私の母も、こうして涙していたものでした。


そうやって涙しながら母が、子どもだった私に

合う場所を探してくれて、私は師匠と出会えて、

生きる喜びを知りました。


そして、今、そんな場を作ろうと頑張っています。


この子にとっても、少なくとも、

心が膨らむ場所となりますように!!



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