私は大阪でボディートーク協会の事務所に
会長の増田先生のもとで勉強しだしてから、
15年、お世話になりました。
他でバイトしながら勉強していた頃から、
バイトと掛け持ちで少しお給料がもらえるようになり、
そのうち、100%勤務の形態にしていただき、
まさに、ボディートーク三昧の日々。
そして2年前、名古屋の子どもに、
ボディートークやミュージカルを
経験してほしい願いを持って来たのですが、
いったいどうやって伝えていいかわからない。
そこでまず、名古屋のこどもの様子が知りたくて、
学童保育に通うようになりました。
年間行事や、学童の形態も大阪とは違うし、
第一、ボディートークをするわけではない
子どもたちと出会える時間は私には
何より大きな勉強の場です。
こどもと何気なくかかわる中で、
あたたかく触れ合うにはどうしたらいいか、
キレた子どもの心を穏やかにするにはどうしたらいいか、
昼寝しづらい子にどうしたらいいか、
お出かけ時に歩くのがしんどくなった子に、
どうやって歩くよう促せばよいか。
ボディートークの理論を実践する場となり、
ボディートーク理論を自分の中で証明でき、
理解を深め、改良する場にもなっています。
子どもとの信頼関係も深まり、
今では忙しくてなかなか行けないときもあるのですが、
こどもは会えると嬉しそうな顔をしてくれます。
自分を見て、心から幸せそうに笑ってくれるということは、
何とうれしいことでしょう!!
今日も「次いつ来るの?」と聞かれ、
「明日くるよ」というと、
ニタッと笑ってくれたこどもがいました。
私は、仕事柄、あちこちのこどもと出会うことができます。
その時に、そういう顔をしてもらえるというのは、
何よりの心の栄養です。
人が何かしてくれたからうれしいとか、
何かくれたから「ありがとう」とかじゃない。
生きていて、ほほえみかけてくれるその笑顔こそ、
最高のプレゼントだなあと思います。
ボディートークを指導する時、
私はいつも、「あなたの手こそが魔法の手。
人を幸せにする力を持っているんだよ」と、
どこに行っても伝えるようにしています。
でも、もっとその前に、あなたが生きていることが、
そして出会えたことが、最高の魔法だよ、と思えます
私は大阪にも名古屋にも広島にも、
ミュージカルのあるところにいっぱい行って、
たくさんの出会いをさせてもらい、
たくさんの元気をもらっています。
みんなに心からありがとう