,笑いが足りない女の子の声

　　　⇒前回の『ピーター・パン』公演の写真

春です！！

満開の桜

一年生たちが、期待と不安に胸をふくらませて

元気に通う小学校…

でも、この時期は、周りの様子を見て、

自分を抑えている子は、

しんどい思いをしているものです。

今日、学童保育で一緒に遊んでいた

ユメちゃん（仮名）は、慎重で用心深い女の子です。

一年生になったばかりです。

お兄ちゃんがいて、よく学童には顔を出していたので、

2年生以上にはリラックスしていても、

同じ学年の子には緊張しています。

たぶん、学校でもそうなのでしょう。

今日、その子の声が、

どうもいつもと違うことに気がつきました。

グッと抑えつぶしたような、

くぐもった声になっています。

その子の脇腹を少しつついてみたら、

「ニャハハハッ」と、変な笑いが飛びだしました。

ああ・・・この子、もっと笑いたいんだ。

と、思える笑いでした。

まるで、ピストンで押し出されたコルクのような、

それでいて、飛びきれず、栓の先でもがくような、

そんな笑いです。

私は、思いっきりその子を笑わせてあげたいと思いました。

笑う喜びを、取り戻してあげたい！！

モチロン、こういうときに効果的なのは、「くすぐり」です。

ユメちゃんをくすぐり、私もくすぐられ、

二人してお腹が痛くなるまで笑い転げました。

楽しくて楽しくて、仕方ないというくらい。

みんなが不思議そうに見ていましたが、いいのです

今、この時、というタイミングに、ピタッとほぐれると、

あとが楽になれるのです

それをのがしちゃいけない。

よかったね、ユメちゃん

私も楽しかったよ。

ありがとう！！

一年生はドキドキだ