先日、私が春から前期、総合演習の授業を持つ、
大阪保育福祉専門学校の入学式に行ってきました。
私が受け持つのは2年生ですが、
学校の生徒の雰囲気が分かるかなあと
ワクワクしていきました。
専門学校には、大学以上に幅広い年齢層の入学生がいて、
私も自分が学生だったころを思い出しました。
そうだ、自分の未来にドキドキと期待がいっぱいだったのと、
漠然とした不安が渦巻いていたなあ…
今まで以上に深い恋をしたり、友達と朝まで語り合ったり、
この頃の出会いや考え方は、直接、未来を左右します。
私が師匠のもとで勉強を始めたのも、
19歳で大学に通いながらでした。
それまではミュージカルのオーディションを受けたり、
ワークショップを次々体験したり、
劇団に入って挫折したり、ダンス部で体をこわしたり…
表現の世界で壁にあたった末、増田先生のところへ、
再度学びに行ったのです。
その時、「ああ、これが私のしたかった表現法だ!」と目からうろこで、
即、勉強したいと申し出て、先生に快く受けていただいたのです。
あの時、電話した学校の公衆電話や廊下の景色まで、
あまりにも印象的な日だったので、今でも鮮明に思い出せます。
もちろん、社会に出てからもどんどん進路変更したり、
友達も恋人も、考えも変わったり、
生き方だって変わるけれど、
この学生時代に過ごした仲間との思いでは特別ですね。
そんな学生の大事な時期を、一緒に過ごせることの喜びと、
責任感に、私は胸が震えました。
いよいよ金曜日から授業です!!
私が伝えられるありったけのボディートークで、
学生たちが
「体にふれることは生命にふれること」
「自分を出せるって楽しい!」
「あたたかさっていいなあ」
と、少しでも感じてもらえたら嬉しいです。
私のバイブルは師匠の本「ボディートーク入門」
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