劇表現で心の成長を! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

心の成長を促すのが劇表現の魅力音譜



こどもの心はミュージカル!

今日はとても寒い日でした。

今日は、朝から大阪府高槻市の小学校で授業です。

本当は今朝、名古屋から大阪にくるつもりでしたが、

万が一、雪で電車が動けなくなったら困るので、

昨夜のうちに実家に帰ってきました。


案の定、電車は豪雪で遅れていたようで、

昨日のうちにきてよかったなと、胸をなでおろしました。

(上記は以前にとった米原通過時の景色ですあせる


3年生のオペレッタの発表会に向けて

劇の楽しさを指導するという依頼でした。


初めて出会う子どもたち。

私はワクワクしています。

こどもは、何をするんだろうと、いぶかしげ。


体育館はとっても寒かったです。

そこで、とにかく、走ってもらいました。


私が「さあ、走ろう!」と走り出すと、

ダッシュをする子、トロトロ走る子、友達としゃべる子・・・

さまざまの性格が現れます。


ここは体育の授業じゃないから、

私はニコニコ見守ります。

ようは、体が温まればいいのです。


みんなを集めて、

私は今日の授業テーマについて話始めます。


「映画や劇、ドラマでもいいよ。

 フィクションを見て、感動するのはなぜ?」


これは、最近の私が研究しているテーマです。


私たちは、仮想世界を持つことで、

自分の体験したことのない世界を体験し、

他を理解し、自分の心を整理し、

未来を描くことができる。


つまりは心の成長を促すのが、

フィクションの魅力です。


こどもたちは、自分なりに色々考えます。

「ありえない世界だからおもしろい!」

「感動するように作ってあるから感動させられる」

「もしかしたら、ホンマにあるかもしれない世界だから楽しい」


一人は、トランスフォーマーは本当にいるのかと

熱心にきいてきました。

私はいるかどうかは分かりませんが、

「いるかもしれない」と思うところに、

未来があるんだと説明しました。


ボディートークの自然体運動でウォーミングアップをして、

少しずつ表現に入っていきます。

3年生くらいは、表現にはオープンです。

次々におもしろい個性を見せてくれます。


すごいなとおもったのは、即興表現です。

私が与えた題に、その場で次々動きをつけていくのですが、

こどもたちは、自然と動きながら、

自分でセリフを作っています。


「テストで0点とって、

お母さんに見せるのがいやで、トボトボ歩く」という題なら、

「ああ~、どうしよう・・・」

「イヤやなあ、ヤバイなあ」

自然で素直な声。

これは表現の魅力です。


その後、即興から川の動きを作って

グループ発表等もしましたが、

それがまた、なんともユニーク。


みんな違ってみんな良い、というよさでした!


おもしろかったのは、セリフの練習・・・


おっと、だいぶ長くなったので、

その報告は明日にでも・・・



本小学生が取り組んでいるのは・・・本


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