心の世界がふくらむ・・・空想の重要性 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの空想の世界を保証することは、

こどもの心の世界を保証すること



こどもの心はミュージカル!

最近、『哲学する赤ちゃん』という本を読んでいます。

そこには、こどもが空想の世界を持つ重要性が書かれています。


空想することは、

他人の気持ちを考えれることができるという、

心の世界の成長を促し、

未知なる世界を構築する

ベースとなるからだというのです。


それらが色んな事例と研究のもとに

証明されているのですが、

ナルホド、こどもを見ていると

そのことが強く感じられます。


今日は樫田小学校の授業の日でした。

その合間に、3年生の教室に、

まさに空想の世界が

いきいきと展開されているのを見せてもらいました。


3年の教室には、こどもたちが

段ボールを使って自分たちの町を作っていました。

モンゴルの住居のようなテント型の家が

教室の真ん中にあります。

入口には呼び鈴までついています。


その中に入ると、真中には大黒柱が立っていて、

屋根を支えています。

壁には、みんなの似顔絵があります。

なんともあたたかい家です。


その家の周りには、町が形成されていて、

テレビ局や滑り台やらがあります。


同じ教室内でも、

子ども同士は携帯電話で喋るらしく、

その携帯のストラップは、

クリップを変形させて自分たちで作ったもの。


子どもの創造力が、

一つの世界としてのつながりを持ち、

可能性を広げているのです!!


そのすごさに感動でした。


給食中の子どもたちの会話は、

次々に想像の世界が膨らんでいます。


教育学者のシュタイナーは

「7歳までは夢の中」といいました。


でも、上記の本によると、

赤ちゃんだって、

空想の世界と現実の区別はちゃんとついていて、

空想しながら、心を育んでいるのだと書かれています。


まさに想像が創造になる。


ミュージカルという空想の世界が、

さらに彼女たちの夢の力を、

膨らませるものになるといいなあ~


ホラ、クジラだって

大人の空想がだんだん形になってきました!!



本心を哲学する本


哲学する赤ちゃん/アリソン ゴプニック
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こころはナニで出来ている? (岩波現代文庫)/工藤 直子
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七歳までは夢の中―親だからできる幼児期のシュタイナー教育/松井 るり子
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