夢の形がここにある!~樫田小学校の取り組み | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

こどもの笑顔がはじけること

表現を通して心がつながること

思いっきり笑えること

・・・ビバ、ミュージカル!!


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矢印樫田小学校の先生が作ったピノキオパズル。


私は樫田小学校という、大阪府高槻市の一番、北にある小学校に

ミュージカルの指導に通っています。


公立小学校で、10年もミュージカルの取り組みを続けるのは

きっと私がおもう以上に珍しいことであり、

換わりゆく先生方の気持ちがつながってこそのことでしょう。


そこで今日はこどもたちに質問。


ミュージカルみたいに大変なことに、

なんで樫田小学校は10年も取り組んでるの?


答えは色々。

「劇が楽しいから」

「ほめられるから」

「学校の評価が上がるから?」・・・なんて大人な意見もありました。


一人の子がステキなことを言ってくれました。


「心がつながるから」


なんて優しい、あたたかい言葉だろう!

私は感動でした。


練習が始まると、

こどもたちは、心から楽しそうに歌い、踊り、セリフを言います。

中にはおチャラける子もいます。


でも、その子の行動には、ちゃんと突っ込む余地がある。


つまり、ちゃんとやりたいからおチャラけている。

おチャラけたときに、

「ちゃんと自分を見て、指導してね!」という

ちょっぴり甘えたなメッセージが見える。


しっかりかまいながら、突っ込みながら演出を付けていくと、

きちんとそれに答えてくれるし、

その子の良さがにじんでいます。


しかも、それを許し、一緒に笑い、

フォローしてくれる仲間がいる。

だから私は思いっきり突っ込み、

コロコロ演出を変えることできるのです。


こどもがアイディアをくれることも多く、

また、振り付けを教え間違うと、

「以前はこうしていた!」と、指摘がとんできます。


その子は迷いなく、“踊りの責任者”に任命し、

振り付けの復習を任せることもできる。


心がつながっている。


まさにその事が証明されている場面がいっぱいあります。


本来の自分を発揮することで心がふくらみ、心がつながること、

まさに私の夢がかなっている場所がここにある。


子どもたちと一緒に、先生方と手を合わせ、

学校中の方や保護者の方の力も借りて、

本番に向かいたいとおもいます。


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