ミュージカルの取り組み12年目の学校には、
自分を出すことを、
自然に素直にするこどもたちがいる。
今日は私がミュージカルの指導に通いはじめて、
12年目の学校の、指導の日でした。
今年は「ピノキオ」に取り組んでいますが、
学校では、ミュージカルを楽しみにしているこどもたちのあたたかな歓声に包まれます。
そして、こどもたちの舞台の成功のために、
一生懸命になる先生方や、用務員の方々。
本番を楽しみにしてくれる、保護者や地域の方々。
たくさんの人の思いに胸があつくなります。
今日は、装置担当の先生が、
ピノキオの伸びる鼻の試作品を見せてくださりました。
なんとアイディアがつまった鼻でしょう!
「まだまだ改良しますよ!」と、笑顔で話してくださいました。
そして、衣装の先生と、今まで12年ぶんの衣装を並べ、
今回にいかせないか相談。
ああ、こんなにたくさんの作品をやってきたんだ!
嬉しくなりました。
それから、音楽担当の先生方と選曲作業。
それぞれの先生が、たくさんの思いで、曲を探してくれています。
こどもたちは、表現することを心から楽しみ、
即興から振付するにしても、
演技するにしても、
いろんな工夫をこらしています。
一人一人の個性は、キラキラ輝き、
本当にすばらしい時間です。
表現の時間は、具体的な学力を伸ばすわけではありません。
でも、質の高い表現の時間は、
心を豊かにし、
生きる喜びを与えてくれ、
コミュニケーション能力を向上させてくれます。
連合音楽会に出演したという、
こどもたちののびやかて、キラキラ輝く歌声を聞き、
私はあらためてそれを確信しました。
どうか学校から、音楽や図画工作、劇などの表現の時間が、
消されてしまいませんように!
あらためてつよく願います。