万能の相槌があるという。
それは、結局、
息の表現力のなせるわざ!!
今日、お笑いコンビの「サバンナ」の八木さんが
朝のテレビ番組の中(たしか・・・)で、
万能の相槌があると、おっしゃっていました。
それは・・・
「マジっすか~!」
悲しい話には悲しそうに、
先輩が怒っているなら一緒に怒った感じを出して、
うれしそうなら喜んで・・・
という具合に、
全て一つの言葉で対応できるというのです。
それを聞いていた人たちは、
「話を聞いてないってことだな!」と、
ネタにして笑っていました。
でも、私は「すごい!」と、思いました。
それこそが、今日のテーマ、
「言葉の奥には息がある。
言葉の奥の息が、イメージが伝える」
だからです。
そう、
同じ言葉をいっていても、
違うイメージ、違う感情、違う息であれば、
相手に伝わりかたは違います。
八木さんの相槌は、
八木さんが、相手の息を感じ、
その息と共感する息で応えてくれるから、
心地いいのです。
どれだけ、言葉で理解を示しても、
「イメージ」と「感情」、
そして「体(内動)」の在り方が作る、
「息」が共感しなければ、
相手は納得しない。
そういう意味で、八木さんは、
相手の話を聞かず、
息を聞いてるわけですね!
でも、それは話している人も同じ。
どんなセリフも、その言葉には
イメージと感情、内動がある。
それが息として、表現されるからこそ、
相手に伝わる。
表現は面白い!!
言葉のイメージの面白さ
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