こどもの創造力が開くとき、
生命は大きくふくらんで、
こどもの瞳がキラキラ輝く!
今日は大阪府の保育園の指導の日でした。
この保育園では、年間8回で、体と心をほぐすことを中心とした
表現の時間を作るという依頼で、今年で3年目になります。
初年度はボディートークの運動を中心にしていて、
表現はちょっとだったのですが、
こどもたちは表現をする中で自分を発揮し、
その中で輝き、他を認め、心も豊かになることが実践されていきました。
結局、年度末には発表会をすることに!
翌年には、前年度の発表会を見た子どもたちが、
「今年は何をするの?」と、最初から期待満々。
今では部屋に入ったときから、喜びにあふれた
子どもたちの笑顔と出会えます。
今日は年中クラスには「大きなカブ」、
年長クラスには「かいじゅうたちのいるところ」の脚本を書き下ろし、
初めて音楽も入れて、作っていきました。
そういう作品作りで、何が一番楽しいって、
こどもと即興をするときです。
ボディートーク式即興では、
振付のイメージをあらかじめ練っておき、
その振付とは全く関係のない題を出します。
そして、その子どもたちの即興の中で、
きらっと光るものをピックアップして採用し、
振付に組み込み、アレンジします。
昨日行った名古屋の幼稚園でも即興をしました。
そして、今日も即興をしたのですが、
そのたびに、こどもはおもいもよらない
素晴らしい創造性を発揮して、
楽しい動きを見せてくれます。
その動きを採用すると・・・
こども達の笑顔は本当にキラキラと輝くのです。
誰かに本来の自分を認めてもらうことは、
こんなに全身から喜びを発する物なのかと
いつみても感動を覚えます。
今、世の中にはたくさんの習い事があり、
それらは、勉強の技術や身体能力をつける方法を
教えるのがほとんどです。
そういう技術を習得することは、
大きな力になることでしょう。
でも、自分の持っている創造性を発揮する時間もまた、
生きるうえで大きな役割を果たします。
なぜなら、意欲的に生きる=創造的人生を過ごすこと
だからです。
こどもたちに、創造的人生を過ごして欲しい。
私は師匠にその大切さを教えてもらいました。
そして、今、次の世代にそれを伝えたいとおもっています。
創造的に生きる?!
- ぐるんぱのようちえん(こどものとも絵本)/西内 ミナミ
- ¥840
- Amazon.co.jp
- びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)/宮川 ひろ
- ¥1,365
- Amazon.co.jp