お母さんの手は、魔法の手!
だからこどもは、すくすく育つ!
今日は名古屋市の幼稚園で、PTA主催の講演会をしてきました。
前半が野外で親子でするプログラム。
後半に、遊戯室に移動し、保護者向けプログラムという二部構成です。
前半、親も子も一緒になってやるのですが、
保護者は若干、引き気味です。
こどもは自分にいいものを、直感で感じてやってみますが、
大人は、頭でちゃんと理解してからでないと、
動くことが難しいのです。
それは今までの他園でも経験してきているので、
ニッコリ笑って見過ごします。
無理にやらせないことこそ、
本来の自分を出すための準備段階。
ボディートークの基本です!
こどもたちは、ボディートークのウォーミングアップから気持ちを高め、
楽しく即興しながら、あっという間に振り付けを完成させ、
大喜びで踊りました。
終わった後に、ハイタッチを求めてくれるなど、
楽しかったことを全身で伝えてくれました。
さあ、いよいよ大人の講演会。
私は気持ちをキリリとひきしめ、
最初にストレスとは、
本来の自分ではない自分になるときに起きる、
と、指を組む中で説明し、
それをほぐすには、固まった心と体の違和感を元にもどすほぐし方が大切と、
体ほぐしに入りました。 やわらかく、あたたかな空気がいっぱい、部屋に広がりました。
体がほぐれるにつれ、お母さん方の笑顔は、本来、その方がもっている、優しい表情になり、
最初のときには引いていたお母さんたちが、
キャッキャッと楽しい声をあげながら、
プログラムに取り組んでくれました。
そう、体がほぐれたら、
積極的に何かを楽しみたいという心が
自ずと芽生えてくるものです。
そして、私はお母さんたちに言いました。
お母さんのその手の温かさが、
こどもの心を幸せにしているのだと。
こどもたちは、お母さんの手があたたかく、声が優しいから、安心して遊び、育ちゆくことができるのです。
あなたの手は魔法の手。
プロのマッサージ師でなくとも、
心に届くあたたかさをちゃんと持っている!
そして、その手の温かさを守るために、
お母さん自身が自然で素直な心と体であってほしいと。
がんばる全てのお母さん。
あなたの手があたたかいから、
こどもは安心して育ち行くのです。
どうか、そのぬくもりを伝えて!
保育園の楽しい絵本
- おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)/古田 足日
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
- いやいやえん―童話 (福音館創作童話シリーズ)/中川 李枝子
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
- ダンプえんちょうやっつけた (絵本ぼくたちこどもだ 2)/古田 足日
- ¥1,470
- Amazon.co.jp