息を信じること!

私は中学生のとき、バトミントン部に所属していました。
練習がかなりハードで、その辛さから、顧問の先生に「鬼だぁ~!」と何度か言ったら、
先生のカンに障ったようで、それ以来、すっかり嫌われてしまい、
クラブに居づらくなってしまったものです。
誰でも時々、心とウラハラに言葉を発することがあります。
昨日は、保育園で表現指導をしていたのですが、
「こんなの、おもしろくない!」
「ミュージカル、うざい」
などと、言ってくる子がいます。
言葉だけとると、傷つくし、私のレッスンのまずさを感じて、落ち込みます。
しかし、そういう子の息は、けしてうざがっていません。
私の興味をひくためだったり、
疲れて休憩したいために、言っているのがわかります。
それを大人が真に受けて、いちいち態度を変えては、
こどもは自由に発言できなくなります。
言葉そのものではなく、
その言葉の奥には、どんな息があり、本心は何なのか。
そこをつかんで、こどもと付き合う。
その言葉に騙されるな!
と、思っています。