「生きる力」と「よりよく生きる力」 | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

自分の人生を積極的に生きたいと思えたら、

それが創造的人生です!


こどもの心はミュージカル!


ミュージカルを作っていて、つくづく面白いなあと思う瞬間。

それはもう、四六時中なのですが・・・


ヤンチャでクラス等では、どらかというと問題児とされる子が、

表現をしだしたとたんに、すごく面白いアイディアを出したり、

すごく素直で、魅力的な表現をすることがあると、

私はたまらなく嬉しくなります。


周りのこどもや先生までもが、いつもと違う目で、

その子を見るようになります。

こんな素晴らしいところがあったのか!と、

その子に感動してくれます。

すると、その子への全体の評価が変わります。


でも、私はいつも

そのステキな姿は、その子の中に最初からあったんだよ!

と、言いたくて仕方ありません。


ヤンチャな子は、基本的に自分の中に、

創造性がいっぱいあふれていて、

次々、それを試したくなるから、じっとしていられないのです。


文句言いの子は、自分の中の正義感が強く、

社会と自分の正義をすりあわす為に、

それを言ってる場合が多いです。


落ち着きがない子は、興味がいっぱいあって、

確かめたくて、感じていたくなるのでしょう。


のんびりさんの子は、大切なことを自分の中で、

じっくり暖めているのかもしれません。


それを、「社会で生きていく為」に、四角い箱に入れて

育てていては、もったいないと思えます。


その本来持っているその子の良さを、

存分に出す場を作ると、人はいきいき輝き、

その能力や感性は、豊かに花開きます。


そういう場では、互いに相手の素晴らしさに気づき、

「人と自分が違うよさ」を感じ、

「よりよく生きる」という、人間にしか出来ない

自分らしい創造的な人生を選べるだろうと思えます。


「生きること」も大切ですが、

主体的に「よりよく生きること」があって、人生は充実します。


好きなことや得意なことから伸びて行けると、

苦手なこともきっと、出来るようになるのにな、と思います。


人生のやり残した宿題は、

いつかはちゃんとやるようになっています。


それが次回のお話です流れ星



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