自分の人生を積極的に生きたいと思えたら、
それが創造的人生です!
ミュージカルを作っていて、つくづく面白いなあと思う瞬間。
それはもう、四六時中なのですが・・・
ヤンチャでクラス等では、どらかというと問題児とされる子が、
表現をしだしたとたんに、すごく面白いアイディアを出したり、
すごく素直で、魅力的な表現をすることがあると、
私はたまらなく嬉しくなります。
周りのこどもや先生までもが、いつもと違う目で、
その子を見るようになります。
こんな素晴らしいところがあったのか!と、
その子に感動してくれます。
すると、その子への全体の評価が変わります。
でも、私はいつも、
そのステキな姿は、その子の中に最初からあったんだよ!
と、言いたくて仕方ありません。
ヤンチャな子は、基本的に自分の中に、
創造性がいっぱいあふれていて、
次々、それを試したくなるから、じっとしていられないのです。
文句言いの子は、自分の中の正義感が強く、
社会と自分の正義をすりあわす為に、
それを言ってる場合が多いです。
落ち着きがない子は、興味がいっぱいあって、
確かめたくて、感じていたくなるのでしょう。
のんびりさんの子は、大切なことを自分の中で、
じっくり暖めているのかもしれません。
それを、「社会で生きていく為」に、四角い箱に入れて
育てていては、もったいないと思えます。
その本来持っているその子の良さを、
存分に出す場を作ると、人はいきいき輝き、
その能力や感性は、豊かに花開きます。
そういう場では、互いに相手の素晴らしさに気づき、
「人と自分が違うよさ」を感じ、
「よりよく生きる」という、人間にしか出来ない
自分らしい創造的な人生を選べるだろうと思えます。
「生きること」も大切ですが、
主体的に「よりよく生きること」があって、人生は充実します。
好きなことや得意なことから伸びて行けると、
苦手なこともきっと、出来るようになるのにな、と思います。
人生のやり残した宿題は、
いつかはちゃんとやるようになっています。
それが次回のお話です
テーマと関連したオススメ絵本と、詩集です
- ラチとらいおん (世界傑作絵本シリーズ―ハンガリーの絵本)/マレーク・ベロニカ
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
- ちびすけペンギンものがたり/オードリー ウッド
- ¥1,427
- Amazon.co.jp
あまのがわ―詩集/山本 純子
- ¥1,680
- Amazon.co.jp