追いかけっこの何気ないタッチから
友情は深まる!
「とぶくじら広場」は、名古屋市北区の、
しかも、大我麻町付近の子ども中心に集まっています。
最初に立ち上げ、声かけをしてくださった方たちがこの地域の人で、
その友達を中心にやっているから、そうなったのですが、
その中に、名東区から通ってくれているお友達がいます。
学校とは違う素直の自分が出せるのと、
長い道中をお母さんと過ごせるのがいいようで、
その子は遠くても毎回参加してくれています。
とはいえ・・・ほとんどが同じ学校で仲良しの中に、
まったく別地域の子。
しかも、ちょっと人となじむのに時間がかかる彼は、
みんなといても、ちょっと馴染み切れずにいました。
それが前回のレッスンで…
その一回前、弟の体調不良で休んだ彼。
久々でちょっと緊張していました。
すると、彼が来たのを、みんなが喜ぶ様子がありました。
大人のように「久しぶり~!」とか言うのではなく、
彼を見た途端みんなが、
子犬のように、ピクッと顔をあげ、気配を感じ、
彼が入ってくると、とたんに鬼ごっこに巻きこんでいったのです!
あたたかな手が、子ども同士の何気ない遊びの中でつながっていく。
そこを起点にコミュニケーションが膨らんでいく…。
「最近どうしてた?」も、「学校、どう?」もなく、
遊びの中で心がつながるって大切です。
その後のレッスンで、彼はすっかり仲良くなった仲間と、
心行くまで、歌い踊り、いい顔をしていました!