好きな本が心を守ってくれた

大好きな本が、心を助けてくれるときがある。

人との出会いとおんなじだね。

私のプロフィールの好きな作家＝工藤直子さんと書いてあるのを見て、

私の知人が、『ともだちは海のにおい』を買って、

子どもの寝る前に読んでいるよと、教えてくれました。

工藤直子さんといえば、『のはらうた』で有名ですが・・・

『ともだちは海のにおい』を選んだというのに、びっくりです！

なぜなら、その本は、私の大好きな、

それも一番大好きな本だからです！

私は中学時代、

いじめにあったり、クラスメイトや担任の先生とうまくいかなかったり、

人間関係で苦労しました。

もっと自然であたたかく

人とつながれたらどれだけいいだろう・・・

そう思っていた時に出会ったのが、この本でした。

クジラとイルカが互いを尊重し合いながら、

友情を育んでいる。

何度も何度も、本を読み、

その友情に助けられました。

私もいつか、そういう友達と出会いたい。

でも、今は本の中にその友達がいる。

それでいいじゃない、と思わせてくれる本でした。

『ちはやふる』という少女漫画は、

百人一首に燃える高校生の話ですが、

「百人一首の歌を好きになることは、

百人の友達ができること」というくだりがあります。

本との出会いは世界をひろげ、

生き方を深めてくれますね。

￥1,260

Amazon.co.jp