才能とは1%のひらめきと、99%の努力である。
でもネ、才能がないことから始められることもあるよ。
「才能とは1%のひらめきと、99%の努力である」と、エジソンは言いました
その真意には、いろんな解釈もあって、果ては言ったか言わなかったか、なんて議論にも及びますが、
それはさておき…
私に師匠である「ミュージカルひろば」主宰の増田明氏は、才能あふれる人です。
頭もよくて、バイオリンも弾けて、絵も描けて、歌も歌えて、チラシや舞台美術もできる、作曲も振付も、
「なんでもこい!」な人です
それに比べ、私はなんと苦手なことが多いことか!!
子どものころから、人より不器用で、つまずくことが多く、ハッキリ言うと、ミュージカルの指導者とか、
何かを立ち上げるというような、総合的な取り組みは、向いてないと言えるでしょう
でも、最近、よく思うのです。
私は才能がないから、人に聞くことができる。
頼むことができる。
そのことに感謝することができる…。
ミュージカルを作る中で、歌の音がとれなければ音楽の先生に、ピアノが弾けなければ、ピアノの先生に、
衣装が作れなければ得意なお母さんに、
大道具を作れなければ、美術出身の人に・・・
今までそうやってたくさんの人に助けられて、ここまで夢を形にできてきました
私にできたのは、自分ができていないことを知っていたこと。
そして、協力してくれる人を信頼し、その人の才能に感動することです
自分ができないから、私にはいつも、そういう人への感動があります。
私が指導する「とぶくじら広場」のために、お菓子を作ってくれる人の、
子どもが食べることを考えたお料理への愛情
チラシのレイアウトや製作をかなりしてくれている、広告作りをしてくれる人の、センスや細部へのこだわり
私は彼女たちに毎日感謝しています。
もし、彼女たちがいなかったら、私は一人で途方に暮れていた…
協力してくれる人に、感動と感謝を持てるから、またがんばりたいと思う。
みんなの才能や力が集まったからこそ、できるものもある。
そういうあり方も大事だよね