春は変化の季節です
子どもだって、新しい環境に慣れるのに、一生懸命
安心出せる場所では、羽目を外してバランスをとっています
昨日は恒例の「とぶくじら広場」の開催日
新しく体験の子は一人だし、いつものメンバーで楽しんでいるはずなのに、なぜかとっても騒がしい
話を聞かないだけでなく、走り回る子、カーテンに絡まる子、お母さんのそばでゴロゴロする子…
てんやわんやのレッスンでした
終わってからあるお母さんが、「さすがに今日の息子の行動は、親として中止した方がよかったですか?」と、
ききに来て下さいました。
私は答えました
「新しい学年が始まって、子どもは今、新しい環境になじもうと、がんばっています。
だから、ホッとできる場所では、自分を取り戻そうとするのは、自然な行為です。
『とぶくじら広場』は、子どもが心を育み、生きている喜び、あすからがんばる活力を得る場所です
ここで抑えると学校で馴染むのに、時間がかかってしまうので、この場で自分を発揮し、
元気になってくれればいいんですよ
それに、子どもは遊んでばかりいるように見えていますが、実は表現のときには集中していました。
彼らなりに、何してもいいとは思っていないものですよ。
次のときには、今日やったこと、ちゃんとできますよ だから、大丈夫です」
そうなんです
大人も子どもも、春には新しい環境に馴染むのに必死で、どうやったって自分を発揮するのは難しくなります。
そんなとき、自分を取り戻せる場所があれば、そこでバランスがとれて、またがんばれるのです
その意味でも、自分が発揮できる場所があるのは大事ですね