その場で優しい声に変わる子どもの声! | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。




こどもの心はミュージカル!


今日は「とぶくじら広場」の日でしたおんぷ
前回はインフルエンザの影響で少ししか集まらなかったのが、今回は14人の子どもが参加ベル

子どもの笑い声と、楽しい表現のあふれる時間になりました。


最初に子どもと震災の話をしました。

みんながどう感じているのか、何ができると思うか、阪神大震災の私の経験などを話しあいました。

今、起きている社会問題を子どもと共有し、思いを深め、生きていく力にしていくことは

大人の大きな役割だと思いますかおアップ


子どもたちなりにそれぞれの思いがあり、考え、行動している話が聞けて、濃い時間となりました四つ葉

私はその中で、まず、みんなが元気な大人になってほしいと伝えました。

しょぼんとした大人では、日本を立て直せない。

日本に力を与えるのは、子どもの元気さだと、そのためにもこの場でいきいきしてほしいと伝えましたガッツ


そこで地震でおびえた心と体をほぐす「ボディートークの体ほぐし・心ほぐし」をしましたTE

みんなの声が緩み、優しい時間でした。


今までは『ピーターパン』のフック船長のシーンを中心に表現していましたが、

今回は「互いに友となり、つながる手のぬくもり」という意味も込めて、

『オリバーのマーチ』という歌と踊りを最初にしました手と手きらきら!!


友と手を取り合い、喜びや悲しみを分け合い、仲間になる大切さが歌われていて、

私の師匠の増田先生がつけた振り付けには、ちょっと複雑で楽しい手のつなぎ方が出てきます。

夢中になって、子ども同士が互いの手をつなぎ合う中で、助け合う感性を育てたいと思ったのですが、

その姿に勇気を希望をもらったのは私でしたドキドキ


後半では『ピーターパン』の1シーンで、子どもがピーターに会いたくて、

ピーターを呼ぶおまじないをするという場面の表現に取り組みましたピーターパンの帽子音符

セリフをいろいろ言うのも、どの子も自分なりに工夫していて楽しかったのですが、

その中で、とても素敵な体験をしました流れ星


みんなでピーターを呼び、その音を聞こうと耳を澄ますと、マイケルが「あ、きこえた元気」と、言います。

すると、みんなは「うそ~ 聞こえないよ。もう寝ようよ、お休み~」と続きます。

最年少の4歳児リョウ君(仮名)にマイケルをしてもらいました。

かわいい声でそのセリフを言うのにたいして、みんなは非難の声で「うそ~むかっ」と言います汗

「演技なのは分かるけど、その声はきつすぎるよ。もう少し、柔らかくにひひ」というと、

みんなの声は、その場でたちどころに柔らかくなりました。


子どもが「気をつけてるけど、なかなかできない」と嘆いていた優しい声は、

しなやかの心と体なら、なんなくできることが証明された、感動の体験でした星