先日、高校野球が開幕になりました
この震災の爪痕が残る中、がんばる高校生の姿は、未来への希望をあたえてくれます。
その選手宣誓が、話題になっています。
私も友達にその素晴らしかった宣誓の話を聞き、開幕した3日後のニュースでその映像を見ました
初出場の新設高校の16歳の男の子が、まっすぐに手を伸ばし、意思のある瞳でこう始めました。
「ぼくたちは、阪神大震災の年に生まれました」
そして、16歳の思いを、一語一語、丁寧に、その宣誓にこめて言っていました。
それは聞いている者の心を打つ、本物の実態のある声であり、言葉でした
あるニュース番組で、
進学して故郷を離れ、被災地にいる子が、親を安心させようと電話をすると、
「あなたがその若さでその震災を体験し、生きていることの意味を考えなさい。
そこで自分にできること、人が喜ぶことを力の限りやりなさい」と、叱咤激励された、という
大学生の話を報道していました。
その子は、「そういう言葉を言ってくれた母を誇りに思う」といっていました
そして、実家に帰らず、被災地でがんばっているそうです。
街角のあちこちで、若者が声を限りに、寒空の下、募金活動を呼び掛けています。
私は見かけるたびに、少しずつ、自分にできる範囲の募金をしています
被災地では、中高生が炊き出しや、復興のお手伝いなどを、積極的にする姿が映されていました
たくさんの若者が、がんばっている姿が、毎日、あちこちで見られます。
無気力・無関心といわれ、未来が心配される、といわれていた若者の真価が、今、力強く発揮されています。
人には誰しも、生きていくための大きな力が備わっています。
それを発揮できるか、しないまま終わっていくのか…それはその人の環境と生き方にかかっています。
そんなことを、若者たちを見て、改めて感じました
日本の未来は、この若者たちを見ると、まだまだ明るいと感じられます。
そして、私も日本の未来を作る一員として、がんばっていきたいです。