あなたにピッタリの魔法♪ | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

『オズの魔法使い』のドロシーは、東の悪い魔女を竜巻で飛んできた時に、家でつぶしてしまいますラクガキ

すると、北の魔女がドロシーに、東の魔女がはいていた魔法の靴をくれますピンクの靴

最終的には、故郷を思うドロシーの心が、この靴の魔法を引き出して、カンサスに帰れることになるのですが…


この靴、ドロシーの足にピッタリということ、みんなさんは知っていますか?

モチロン、お話の途中で、「あら、サイズが合わないわえ゛!」とか、「あれ?この靴、男物汗」なんてなったら、

モタモタして、話がつまづくからなのですが、

この「ピッタリ」というのが妙味だと、先日のミュージカルリーダーセミナーで、増田先生は言いましたほう


この靴が「ピッタリ」というのは、この「魔法」あるいは、今から起きる冒険が、ドロシーにピッタリだということを、

さしているのだというのです。


ファンタジーには、子どもの成長を異空間の体験で促す作用があり、

読み手は登場人物と自分を重ね合わし、共に冒険をする中で魂の成長をすると、

心理学者の河合隼雄さんもおっしゃっていました。


ドロシーは知恵と心と勇気が、成長に必要であることを、この冒険で学びます。

そのために、オズの国を旅するのです。

この靴がピッタリということは、つまり、この冒険、この成長の旅がまさに、

ドロシーにぴったりだということの表れだと言うわけです。


人にはそれぞれ、人生において必要な経験が、絶妙なタイミングでやってきます。

でもこの靴のように、必ずどこかにこの困難を切り抜けるヒントがあり、味方してくれる自分だけの魔法があるsutekki☆☆


アラジンにとっての魔法のランプしかり、シンデレラのガラスの靴しかり、ですランプ3


自分にとって、ピッタリな魔法との出会い。

こうして読むと、物語はまた違った味を持つなと思いましたおんぷ