落ち込んでいてなんだか誰かの声を聞きたいけど、落ち込んでいるんだ・・・
と、うまく言えないときはありませんか?
周りに変な心配はかけたくないし、できるだけ遠いところで、楽しい話をしたいなあ~と、
遠方にいる友達に久しぶりにメールをしました
「元気? 仕事は順調? 体には気をつけて、がんばってね~」という簡単な文面で。
「元気だよ~」という返事に元気をもらうつもりが、なんとすぐに電話がかかってきました
「どうしたの? なにかあった? 大丈夫」
友達は電話ごしに心配そうに聞いてくれます。
「ええ~ 何言ってるの~
」と、とぼけてみたものの・・・友達は距離を越えて、
そのメールから伝わる本音を聞き取ってくれたのでした。
「いつもなら用件重視なのに、突拍子もないから。
きっと、何か辛いことがあるのを、強がってるんだろうなあと思って」
なんだか、そんな風に心配されただけで、それまで沈んでいた気持ちが救われた気持ちがしました
「苦労するけれど、
大鵬(燕雀は何んぞ
選んだんだから、周りに理解されないことや、辛いことはいっぱいあるし、
成果を早急に求められることをしているんじゃないもんなぁ 踏ん張り時だね
でも、“孤独”と“孤立”は違う。
離れていてもつながっている人はいっぱいいる。もちろん、応援してくれている人も。
いつでも応援してるよ」
友達はいいものです
細かいことは言わなくても、ちゃんとツボを心得ていてくれる。
遠くにいても、本音に気づいてくれる。
『ボディートーク』では、「言葉の奥に潜む息」を感じ、それを表現することを大事にしています。
言葉の奥の本音、体が発する心の本音・・・そのことに気づくことのできる感性を持つことが大事だと。
それが豊かな生き方につながるからです。
その感性を養うことを、レッスンの中でもたくさんしています
そういった感性は、相手を思う気持ちさえあれば、訓練せずとも、おしげもなく発揮され、
人を幸せにしてくれるものですね
私はその遠く離れた友達の幸せを、今、心から祈っています。