共感で心も体もほぐれていく | こどもの心はミュージカル!

こどもの心はミュージカル!

こどもの心は喜びにあふれ、歌いたくて踊りたくて、ワクワクしているものです!それは『創造力』『表現力』があふれているから。
その力を、ミュージカルをはじめとする全身表現で、大きく膨らませたい!――― それが私の大きな夢。

私が働く学童保育では、またしてもインフルエンザの猛威にさらされ、学級閉鎖が始まっています風邪

ちなみに今日開かれる子どもの表現教室の「とぶくじら広場」も、

かなりがインフルエンザで欠席と連絡を受けていますくま

寂しいですが、こればっかりは仕方ないですね涙


学童保育には、学級閉鎖になった元気な子どもが、朝からやってきます。

準備の時間には、他の子がまだいない中、ゆっくりとその子たちと触れ合うことができますte


1年のハナちゃん(仮名)が、私のひざでおしゃべりをしています。

私はしゃべりながら、さりげなく背中をほぐしました。

その子はよく、所謂「嘘泣き」をする子で、周りの子が少し敬遠し始めていて、気になっていました。

その子がどんなことで悩んでいるのか、心と体を一つととらえた『ボディートーク』でほぐすと、

背中から伝わってきます(*´・ω・`)きらきら!!


どうやら言いたいことを我慢していて、特に家族に気を使っている様子でした。

「ハナちゃん(仮名)は、おうちでかなりのおりこうさん?

 お母さんに言いたいこと、話したいこと、けっこう我慢してない?」

ハナちゃんは飛び上がり「なんでわかるの?!o

「背中が教えてくれるんだよ」「へ~おー


心の悩みが体にしこりを作ること、そこには具体的な結びつきがあり、

心の問題を指摘しながらほぐすと、共感の中でほぐれていきます。

ハナちゃんは「気持ちいい」と言いながら、私に身をゆだねていました好


女手一つでハナちゃんを育てるお母さんの役に立ちたくて、いつも気を遣うハナちゃんが、

どうしてもお母さんに本音を気付いてほしくて、つい、嘘泣きをしてしまうのが癖になっているのも、

彼女の我慢の具合からいくと、仕方ないのかもしれません。

でも、仕方ないからといって許されることではありません。

子ども世界はシビアです。

このままいくと、ハミゴにされたりしかねません。


私はすこしでもハナちゃんの気持ちがラクになるように…と、ほぐしました四つ葉

ほぐし終えると、「おかえしニコちゃん」といって、ハナちゃんが私の方をもんでくれました。

本来のハナちゃんの優しさが、手からいっぱいあふれました花