今日は「ミュージカルひろば」のリーダーセミナーの日でした
子どもミュージカル(子どもの全身表現)のリーダーは、生涯勉強だと私は常々考えています。
子どもは本来持っている、それぞれの特性だけでなく、環境によっても性格や個性が形成されています。
ですから、今の時代を知り、社会の子どもへの見方や、教育のあり方を敏感に感じ、
それを新たな学びにして、子どもたちに還元していくことは、
こどもの前に立つすべての人間にとって、必須事項だと思っています
その意味で、多くの人の考えについて学ぶこと、新聞に目を通すこと、教育現場のナマの声を聴くなども、
今の私には、欠かせない学習です
また、ミュージカルのリーダーとして、「ミュージカル広場」主宰の、私の師匠 増田先生の理論を聞くことは、
指導力向上のために、とても大切な学びの場です。
今日は「お好み焼きと教育の関係」についての話が印象的でした。
お好み焼きには、キャベツや豚肉などが入っていて、それを粉や卵とうまい具合に混ぜ合わせ、
それをふっくら焼くとおいしく仕上がる。
でも、そのふっくらキレイに仕上げるのには技術がいる。
そこで、美しく仕上げるために、ついコテでギュウギュウ押さえつけてしまう
すると、カチカチなお好み焼きになってしまう。
子どもたちも一緒で、ギュウギュウ押さえつけたら、一見、形は整ってきれいだけど、
中身がカチカチになってしまう。
子どもをフンワリと、それぞれの素材の味を活かしてまとめていくと、【おいしい表現】になるというのです
まさにそういう教育の許容量とゆとりが、こどもの心を育むために大切だと学んできました。
その子どもをふっくらとまとめる技術こそが、指導者の技術でもあるわけです。
多くの子どもを元気にするために、今の社会を学び、師匠から学ぶ中から、
確実な力をつけていきたいと思いました。
セミナー後、ともに学ぶ仲間とそんな話で議論しあいました。
この空間を伝えていくために、私たちはどういう視点をもてばいいのか。
どのように社会にアプローチすればいいのか・・・仲間と話をする中で、さらに考えが深まり、
とても楽しい時間がすごせました
まだまだパワーアップして、こどもの心が育つ表現の場を、日本中に増やしたいと思ったのでした