2011,1,29の朝日新聞に、『タクティールケア』というものが載っていました
「背中や手足を柔らかくなでるように触れることで、不安やストレスを軽くするケア」という紹介でした。
スウェーデンで始まったそうですが、国内でも広まっているとのこと。
親子間や友達の中で、何気なく触れ合うことの大切さを、こういう記事を見ると再確認します。
今までならきっと、こういった実質的なふれあいはしていたのだろうけれど、
今はあえて「ケア」と言わなくては、薄れている時代なのかもしれません
『ボディートーク』の「体ほぐし・心ほぐし」は、この『タクティールケア』より、もう少し積極的な触れ合いです
同じように背中や手足をほぐしますが、
①体の内部を柔らかくゆすることで、筋肉を緩めてほぐします。
②揺する際に、軽く発声することで呼気を開き、さらにリラックス効果を高めます。
③体をほぐすことで、心もほぐすと考えています。
(『ボディートーク』では、具体的な心と体の結びつきを、
創始者の増田先生を中心として、実験と経験から発見し、提唱しています。
ほぐす際に心の問題を指摘することで、体もほぐれやすくなります)
でも、極端に詰めている人や繊細な人、病気の人には、あたたかく触れることを中心に、ほとんどゆすりません。
人間は本来、よくなろうとする力(良能)を持っています。
その良能が働く手助けをする、それが『ボディートーク』のほぐす目的です。
私は『ボディートーク』をお勧めしますが、どんなほぐし方でもいい。
誰もがよりよく生きるための、あたたかな触れ合いの方法を持っていることは、
生きていく上で大きな力になると思います
あなたはあたたかさを、どこかでチャージできていますか