今日は節分です
豆まきして、鬼を追い払い、福を招き、恵方巻きをガツガツ食べる・・・
なかなか楽しい日本の行事の一つです。
先日行った小学校では、青鬼さんが給食中に現れ、みんなに豆を投げられていました
私の実家は、年間行事をきちっとする家庭なので、もちろん節分しましたよ
母が朝から恵方巻きをせっせと作る姿が、いまでも脳裏にあります。
ですから、一人暮らしをしても、なんとなく恵方巻きを食べ、豆をまいています
いつものなんとなく・・・を、今年は少し掘り下げて考えました。
「鬼」はどこにいるの?
先日の『ウィキッド』についての記事にも書きましたが、「悪」はどこにあるの?
豆まきの豆はどこにまくの
この豆まきは、「災いを追い払う」ためにするという、文化的な意味合いもありますが、
私は自らの中にある悪を、注意深く取り払うためにも大切な行事だと思います。
子どもたちが給食中に現れた鬼に豆をまきながら、悪を追い払おうとする姿は、単純だけど大事なことです
何が正しくて、何が間違っていることなのか、確かに分かりにくい時代ですが、
明快に分かる悪を退治しようとすることから、だんだん自分にとっての悪を、自分の中から排除する感性を
培っていけたらいいなあと思います。
そこで私は今年、外に豆をまいた後、
自分の口にも「福は内。鬼は外」と、豆まきしました