
本番は来週の金曜日。
いよいよ、練習も詰めに入ります。
私と6年間、ミュージカル活動を楽しんできた子達の演技はすばらしい

私の演出に彼等のアイディアがどんどん盛り込まれていきます。
先生達が選んだ陽気な音楽で、先生と保護者が作った衣装に身を包んだ子ども達が、自分たちのアイディアで作られた踊りを踊る

みんなの思いの集結した姿は、見ている側も幸せになれます

また、そういう思いで演じる子は、私の演出も素直に受けてくれるので、どんどんうまくなっていきます

難しいのは…演技があまり好きでなかったり、思春期が始まった子たちです渹
学校行事なので、やりたくない子も、何時間も取り組まなくてはいけません。
劇なんてキライ

シラけた雰囲気ほど、表現を萎ませるものはないからです。
私は慎重に、その子が嫌がる表現を見つけ、表現法を変えて、やりやすくしていきます。
今日は私が作った恋の歌を歌う女の子が恥ずかしがって萎縮するので、やむなくカットしました焏
動きを決めないと動きにくい子には、細部にも動きをつけ、動きに縛られる子には、動きからの解放をしていきます。
踊りが苦手なチームは、音楽にのって走り回るように対応し、ソロを上手に歌う子は、安定して気持ちよく歌える振り付けにします珒
少しでも多くの子がミュージカルに夢中になることが、成功のカギです

私の知恵と心と勇気を総動員させて、みんなが夢中になれる空間をつくり、「オズの魔法使い」を成功させたいです
