今日(日曜の9時)から、『スクール!!』というテレビドラマが始まりました
長年、トンネル掘りの現場主任をしていた成瀬誠一郎(江口洋介)が、民間人校長として小学校校長になり、
ことなかれ主義の学校を改革していくという話だそうです。(新聞のテレビ欄の解説より)
第一話から、その熱血ぶりは素晴らしく、私はこの手の話が大好きなので、感動しながら見ていました
思えば、昔から学校を舞台としたドラマは多数あり、最近でヒットしたものは『ごくせん』でしょうか
私が子どもの頃の記憶にあり、感動したのは『教師びんびん物語』
もうひとつ前の世代だと、『金八先生』
まあ、ほかにもいろんなものがあるでしょうが、私が思いつくのはこの辺りです。
映画では『天使にラブソングを2』も、主人公が熱血教師になっていてオススメ
各時代の教師モノのドラマは、その時代の教育の在り方を反映しています
いじめや恋愛、命の大切さや親子関係…その時代に伝えたいことを、作家さんが思いを込めて書いています。
でもこれらのドラマの先生が、どの時代でも、共通して教えていることがあります。
それは、「本気で生きること」。
そして、子どもに本気で生きることを伝えるには、「大人が本気であること」
この二つです。
ミュージカルや劇をしていると、子どもたちは表現を通して、「本気で伝えること」を学びます
怒っていること、泣いていること、笑っていること…何もかも曖昧にやっていては、伝わらないからです。
ですから、ミュージカルの指導では、私も「本気になること」を、全身で伝えています。
今の時代にかかわらず、人は楽な方に流されたり、ダメな自分に安住したり、
ある程度で努力を止めたり・・・つい、本気を忘れることが、往々にしてあるのかもしれません。
でも、やっぱり、自分の人生を本気にならなきゃもったいない
私はそう思います。
これからも、本気で生きることの大切さを、このドラマの成瀬先生のように、
熱く、子どもと向かい合いながら、伝えていきたいです。
最後に成瀬先生の言葉…
「一人の生徒と向き合えない人間が、百人の生徒と向かい合えますか?私はそうは思わない。
だから、今、この一人の生徒と向かい合っているのです」
感動でした