昨日、高槻市のへき地にある学校にミュージカルの指導に行きました。
この学校には毎年ミュージカル作りに行っていて、かれこれ、9年です
とうとう、今いらっしゃるどの先生よりも古株です
毎年、その年の「表現部会」の先生たちが、どんな形で表現活動をするかを考えられて、私に依頼が来ます。
私はその依頼に即して、指導していくのです
今年は「オズの魔法使い」です。
増田先生のオリジナルにもある作品ですが、先生たちの思いを盛り込むために、
今年は私が描き下ろしました
そして、なんと
作品の中の音楽の一部を、恐ろしいことに、私が作詞・作曲も手がけることになりました
何が恐ろしいか?!
私は譜が読めない、音の長さがわからない、音感もリズム感もないっ
あるのは、情熱・・・だけ???
昨日、私の作った曲を先生たちに披露し、それを楽譜にしてもらいました。
その大変だったこと
かわいそうなのは、音楽の先生たちでした。
私は自分の歌が、楽譜になるのでウキウキですが、
先生たちは「先生の声の音がない」、「これは16分音符か?!」、「この謎の弾みはなんと表記する?!」と
ピアノと私の歌に格闘してくれました
でも、やっていく中で気付いたことは、みんながイエローロードをオズに向かって歩いていく歌は、
「気持ちが弾んでどんどん行きたいから、前の小節に入り込む」とか、
ラストでドロシーに歌いかける歌は、「熱い思いにあふれ、息がたっぷり膨らむから、音も十分のばす」とか、
息(イメージ・感情・内動)の変化で、表現が内から変わることが、作曲でできていたこと
これを子どもが歌ってくれると思うと、嬉しくて仕方ありません。
オリジナルのミュージカルを初めて作らせてもらえたのも、この学校でした。
初めて教えに来た小学校も、ここでした。
新しいことをさせてくれる、大好きなこの学校で、今年もたっぷりミュージカルを楽しみたいです