人は誰しも、生まれ持ったそれぞれの資質を持っていて、成長するにしたがって、
それが感性として磨かれ、個性となります
とは、増田先生が「個性」の話をするときに、いつも言われる言葉です。
ですから私たち大人は、その個性が十分に発揮されるよう、暖かな日となり、栄養のある土となり、
子どもの環境を保証していきたいと考えています
と、続きます。
まさに、その考えに「これだ！！」と感銘を受けて、私は長年、先生について勉強してきました。
だから、そんな個性が十分に発揮できている子を見ると、とても幸せです
ジュンタ君(仮名)は、学童に来ている3年の男の子です。
大阪出身の親近感から、私が学童に行き出してからすぐ、仲よくしてくれています。
彼は、とても自由な発想と内動が、自分の体の中にあり、しょっちゅうクネクネ踊っています
こないだは、私が麦わら帽子をかぶっていくと、それをおもむろにかぶりました
色黒のジュンタ君にはよく似合います。
「メッチャ 似合うやん！南国の少年やなあ(彼と話すときは、やっぱり関西弁になります)」というと・・・
「これをかぶると、心もな・ん・ご・く～～～～
」
と、いつも以上に、全身をしなやかに、クネクネと踊って見せてくれました。
しまいに、めちゃくちゃ歌まで歌いながら踊り出したので、ついつい、私もじっとしてられず、
一緒に即興的に踊ってしまいました
なんとも楽しい彼との時間と空間に、暑さも忘れ、幸せになりました
彼のこの感性が大事に育まれますように！！