一人暮らしをはじめて、7年になります。
帰ったときに、出迎えてくれるものがほしくて、小さいベランダには、いくつかの観葉植物がいます
相性が悪く(育て方が悪く)、すぐ枯れてしまったのもありますが、中にはもう7年来の付き合いのもあって、
その植木鉢には、やっぱり思い入れがあります
その中の一番の古株がベンジャミン。
かわいい小さな葉っぱが魅力なのですが・・・
名古屋に持っていった梅雨のころから、土の中から黄色いものがモコモコ生えるようになって来ました。
なんだ?!ちょっと気持ち悪い・・・
毎回駆除していたのですが、大阪に三日ほどいて、帰ってみると・・・
なんと、その黄色いモコモコがきのこに育っているではありませんか
ショックでした
あわててきのこを取り除きましたが、ベンジャミンがどうなるかと、気が気ではありません
そんな時、大阪ミュージカルの長年の出演者で、大学で植物の細菌や病気について研究している子が、
広島球場で踊るために、庄原に着てくれたので、これは聞くしかない!と、相談しました。
すると、返ってきた言葉は、
「うーん、見てないからどんなきのこで、ベンジャミンにとってどうなのかはわからないけど・・・
元気ならいいんじゃないですか?」
土から生えたきのこが、木をダメにすることは極めて少なく、突然生えたことには、何らかの意味がある
気持ち悪ければ取ればいいけど、大切なのは、元気だということ。
今、下手に土を入れ替えたら、枯れてしまうかもしれないし、少し待ってあげたら?と、言われました。
この言葉、深いなあ
何かの出来事が起きたときも、体にアトピーが出たとしても、元気であるならまず、
むしろ、それがあることで立ち止まり、考え、プラスに働くことはいっぱいある。
大切なのは、今起きている状況に落ち込み、何とかしなくてはと焦るのではなく、受け止め、元気であること。
ベンジャミンが教えてくれた、生き方の極意でした