W杯、見ましたか?
日本のたくさんのサッカー好きが見守る中、昨日の夜11時、試合は始まりました
手に汗握る試合展開で、最後の延長でも無得点。PKまで持ち込みました。
残念ながら負けてしまいましたが、日本のサッカーがあんなに一致団結して、
素晴らしい試合を見せてくれるのかと、ただただ、感動でした
「ミュージカルひろば」の舞台公演は、一般公募の子どもと大人で行われます。
私は指導者なので、本番ではいつも袖で、こどもたちを舞台に送り出したり、場面転換の大道具を誘導したり、
ハプニングにいつでも答えられるよう、控えています
表方がスムーズであるほど、裏方は本番での仕事が少なく、大阪公演は出演者の団結が大きく、私は見守るばかりです。
でも、いつでも、「いざ」のために動けるようにしつつ、できるだけみんなが心地よくステージに立てるよう、
サポートします。
その時に私が大切にしているのが、「子どもが自分の力で舞台を成功させた満足感」です。
自分の力で困難を乗り越えると、それは大きな自信になります。
それが、舞台を成し遂げる魅力の大きな役割でもあります。
周りへの感謝も大切ですが、まず「ヤッター!」と、仲間同士で抱き合えることが最高の喜びです
裏方を忘れて、大いに喜んでほしい!!
そして、ミスしたり、何か辛い時には、思い切り暖かく抱きとめる包容力が、裏方には大切だと思います。
(裏方は、支える手ですね)
今回の試合の後、駒野選手がPKでミスをした時、たくさんの暖かい手が、彼に添えられました。
すぐに列に呼び戻した中沢選手の優しさ、ほかの選手の声かけ、長谷部選手のコメント・・・。
中でも私は、日本人サポーターのところに行く時、彼と肩を組んでいた稲本選手が印象的でした。
本当は稲本選手だって試合に出たかったはずです。「自分だったら…」と、思う部分もあるでしょう。
でも、彼は仲間を愛していたのです
ほかにも試合に出られなかったたくさんの選手が、彼の涙を抱きとめていました。
そんな姿に、私は感動しました。
ステージが成功するには、より、包容力のある裏方が必要です。
サッカーが強くなるにも、より熱い、控えの選手がいてこそなのだと知りました。
試合に出た選手だけでなく、そのほかの選手の熱さも見れた、素晴らしい試合でした