今日、学童保育で、いつも元気ないっ君(仮名)に元気がありません。
布団をかぶって寝ているのですが…何だか様子がおかしいので、背中に触れてみることにしました
私たちの心と体はつながっています。
心の悩みは正確に体にあらわれます。
それを具体的に解明したのがボディートークです。
体をほぐし、心の問題を指摘することで、心もほぐれます。
さりげなく、いっ君の背中に触れると、怒りの問題がでるところと、言いたいことを我慢したところが、
グンと固くなっています。
そこで、その部分を暖かい手でゆすりながら、「今日、嫌なことがあった?それをがまんした?」と聞きました。
すると、いっ君、ポツポツと、学校であった嫌なことを話し始めました。
学校で「おじさん」と言われて、傷ついたそうです
言い返したら、きっとまた言われてしまう。だから言い返せなかったそうです。
そんな小さなことで????と、思われますか?
こどもの心は繊細です。
些細なことで傷つき、悩み、喜び、うれしがり・・・だんだん、自我ができていきます。
彼は、うずくまり、自分が元気になっていくのを待っていたのだとわかりました。
そこで、「悔しかったねえ」と、いいながら、その子の背中をほぐしました。
すると、5分もたたないうちに、元気を取り戻し、遊びまわっていました
心がほぐれると、体も元気になることが、体ほぐしで実現して、とっても嬉しい瞬間でした