今日、学童保育で、一年生の子どもたちと、夏のキャンプでやる出し物会議をしました
なんでも、歌や劇、踊りなどなんでもいいそうで、ミュージカルをしてる私にとっては、得意分野だし、
子どもと出来たら楽しいなあと思いましたが、まだ学童指導員としては新人なので、
ベテランの指示に従いつつ、その様子を眺めていました。
子どもたちは一人がアイディアを出し始めると、どんどん出てきて、それはいい調子なのですが、
アニメの歌ばかりが候補に挙がって、もちろんアニメもいいんだけど、あまりに分野が偏っていて、
ちょっとさみしい気持ちになりました
いい歌は世の中にいっぱいあるし、素敵なお話もいっぱいあるけど、みんな知らないんですね、きっと。
それか、楽しいものとして伝わってないのかなあ…
その中で、「世界にひとつだけの花」が出てきました。
スマップが歌って、大ブームになっただけあって、知ってる子も多く、一人が歌い出すと、みんな歌い始め、
気が付いたら、一年生みんなで合唱みたいになっていました
人って楽しくなると、思わず歌いたくなりませんか?
それは、喜びを表現したいという本能なのでしょうね
歌は生命の賛歌の表現です。
失恋の歌でさえ、恋したことを賛美しています。
こどもの歌う声が一つになって、少しにぎやかなくらいでしたが、「せいの!」も、「さん、はい!!」もなく、
みんなの声がそろい、一つになるのは、気持ちがひとつになっている証拠です。
こんな風に、思わずみんなで歌えるいい歌が、いっぱいあるといいのにな
そのためにも、歌える環境と、気持と、思わず歌いたくなる歌そのものが、こどもの周りに
いっぱいありますように!