学童にいると、いろんなこどもたちの様子が、ダイレクトに感じられます。
ミュージカルで、こどもの前に立っていた時とはまた違う、ダイレクトな子どもの今を感じられます。
子どもと話していると、今の子どもたちが、いかに忙しいかに驚かされます
とにかく習いごとが多いのです。
3学年以降は、だいだい週に5つくらい習っていて、一日2つ、いくこともあるそうです。
学童でも、学校の宿題以外にも、たくさんほかの宿題をしています。
そうすると子どもたちは、いつも何かに追われ、息をつめていて、すると他を受け入れる余裕がなく、
いらいらしてきます
受け入れの悪い子、キレやすい子が増えているのは、それだけ心も体も詰めているからです。
息が苦しいから、イライラする。そう考えたら、解決法も、見つかりやすくなりますね。
ゆっくりとした時間を、子どもとの間にぜひ、作ってください
そして、大きく息をするには、ボディートークの「ダブルクリップ」の運動がお勧めです。
両肘をグーンと後ろに引き、胸が大きく開くようにしてみてください。
「グーンッ」と言いながらやると、イメージで体が変わりやすくなりますよ。
そして、一気に脱力して、腕も戻して、「ワッ」と、息を吐き出します。
「グーン ワッ」と、何回かやってみてください。
ダブルクリップを挟んで戻すような動きなので、「ダブルクリップ」と言います。
はら、肋骨が開いて、息が入りやすくなりませんか?
学童の中のメグちゃん(仮名)は、いつもイライラしています。
なんでも一人占めしたいし、思うように行かないとすぐ泣き真似をして、我を通そうとします。
最近、みんなに「メグちゃん、意地悪!!」と、言われ始めています。
メグちゃん、どうしたのかなあ・・・と、様子を見ていると、
ママがお迎えに来た時、イライラした声でいつも話しているのを知りました。
メグちゃんは、家できっと、いっぱい我慢しているのでしょう
メグちゃんの息がほぐれると、きっと本来の優しさが戻るでしょう。
今日は、積極的にメグちゃんをほぐしてみたいです