ずいぶん前からむき出しで放置されていたヘッドホンアンプを国鉄のコンテナにいれてみました。(なんのこっちゃ)
OPA2134PA使用ヘッドホンアンプキット
どちらかというと購入当時はOPA2134PAが欲しくて買ったような感じです。
今はOPA2134は他でつかっているので、OT10に添付のTL072で稼働しています。
入出力は ステレオミニジャックの入力と出力が1つずつです。
コンデンサはOT3から外したFWを流用しました。
一見FGのようだが、全部FWなのよね・・・
ボリュームはキットのものでは使い勝手が悪いので2連のものにかえました。
左右別個の可変抵抗だと困るよなぁ。
抵抗はタクマンREYです。干渉をさけるため、適宜裏面に配置したものがあります。
電源
電池のようなクリーン電源でないと実用に耐えません。
組み立て後、スイッチングのACアダプターで試聴したのですがノイズだらけでした。
当初、作成にあたりなにか失敗したのではないかとかなり焦りながらいろいろチェックしてみたのですが、ダメもとで電源をエネループに交換したところノイズがなくなりました。
ケーシング
もともとはAKI.DACのものを探していた際の副産物です。
セリアで売ってたコンテナやら灯油缶やらにAKI.DACが入らないか検討していたのですが、ダメそうでした。 このヘッドホンアンプならコンテナに入るんじゃないか?という発想です。
寸法はギリギリなのでふたは閉まらなさそうです。
中はこんな感じ
ふたはこんな感じの凹凸がある
たまたま2個買ったのでもう片方にエネループを入れて上に重ねることにしました。
冒頭で国鉄と書きましたが、こっちのエンジ色は国鉄ではなく JR貨物のようです。
単3が6本の電池ケース
箱自体はペコペコのブリキ缶であるため、穴開けなどの加工は簡単でした。2連ボリュームとミニジャック2個の3個穴を開けました。
ボリュームやミニジャックを通す際には缶を左右に若干たわませるというか、ひろげました。格納後に整形するというか、戻す感じです。
キズが付きやすいのでマスキングテープで保護してからの方がよいかもです。
背面の入力ジャック
ケーシングの際、接触不良で右chが聞こえなくなりましたが、ふたが空いたままなのでメンテナンスなどはしやすい感じです。すぐに不具合は解消しました。
AKI.DACとの組み合わせですが、問題なく使えています。
値段に割にいい音なので驚きです。
結局後日、ふたを加工して閉まるようにしました。
重ねた時の安定感が増しました。
2023/3追記
2連ボリュームはLinkman RD925Gを使っておりましたが、足が柔いため衝撃に弱く、接触不良系のトラブルが多かったのでR1610Gでやり直しました。
RD925Gは何も悪くありません。基板を使えばよかったのですが、使っていないので当方の取り付け方が甘いのでしょう。
R1610GはOT7のボリュームを修理したときに多く買ったというのもありますが、足がしっかりしているので変えました。
かなりいい感じ。
Line出力を受けることができるので重宝しています。
夜間の稼働テストをスピーカーから出さない形でできるので。
追記
フタやボリュームのツマミにふれるとブーンとノイズが出るので、2連ボリュームのGNDの足と金属ケースをリード線でつないだ。はんだ付けはしないでなんとかなっているのでそのまま運用する。分解時に困りそうなのではんだ付けは回避する方向で。